敷地は、春の桜の開花の季節には、堤の散策が楽しい 佐保川の近く、奈良市芝辻町に位置します。
街の中にあり、建築が機能的で、住宅自体が一つの 家具の様になればと思い、構想を練りました。
テイストは、外観をダークグレーの窯業系サイディング張にして 外部に対しては力強さを持たせ、内部は逆に、吉野桧のムク木柱を 使い、中霧島壁(火山灰シラス壁)で仕上げ、人に優しい自然素材で 仕上げた、ぬくもりのある内部空間を目指しました。